ハリーポッターの最終巻が出るらしい 洋書の話

ハリーポッターについての説明を今更する必要は無いと思うでござるが、
もちろん英語版の話でござる。

英語学習者の中には洋書を利用して多読をしている方は多いと思うでござるが、中でもハリーポッターシリーズを読んでいる方は多いのではと思うでござる。

ある程度の英語力がついて洋書を楽しんで読めるようになれば多読は英文の処理速度の飛躍的な向上に役立つでござる。

拙者の場合は英語学習を思い立った旅行先のタイの紀伊国屋でスターウォーズとポケット辞書を購入し、最初の1ページを読むのに5時間くらいかかって洋書を楽しむどころでは無かった思い出があるのでござるが、懸命に学習してようやく楽しんで洋書を読めるようになったのがこのハリーポッターシリーズでござった。

それ以来ハリーポッターは全て読んでいて最終巻でもある今回の第7巻を楽しみにしてたのでござる、と言っても発売日は7月21日でアマゾンでの予約受付が始まったと言うだけの話なのでござるが。

正直4巻くらいから「楽しんで」読んでいるかは微妙なのでござるが、お話の結末が気になるから惰性で読んでるようなものでござるな。

発表を楽しみにするシリーズ物の本なり映画なりが無いとそれはそれで寂しいものでござるから。

気をつけぇ~! 英語での号令

今回は英語での号令の掛け方のお話でござる。

ちなみに号令は英語では
commandまたはorder、単純に命令って事でござるな。

我ら日本人にとって号令と言ってまず最初に思い浮かぶのは
学校等で授業の節目に行われる
「起立、礼、着席」だと思うのでござるが、
もちろん英語圏にはそんな習慣は一般的では無く
挨拶(greeting)をするでござるな。

単純に訳せば
起立 Stand up!
礼   Bow!
着席 Be seated!
となるのでござろうが、存在しない英語表現を覚えても無駄でござるな

そこで次に思いついたのが朝礼などで整列する時の
「気を付け、休め、解散!」
でござる。

これらの号令は明治期に海外の(おそらくイギリスかドイツ)の軍制を取り入れたのものなのでござる。
気をつけ Attention!
休め    At ease!
解散    Dismiss!

単純に直訳でござるよな・・・
まぁそれまで日本には整列する文化が無かったのだから仕方無いのでござるが。海外の軍制→日本の軍隊・軍学校→一般の学校へと号令の習慣が広まり、現在に至ると言う訳でござる。

そのおかげか号令と言えばなんだか堅苦しい印象を受けるものでござるが、
小さく前習え
なんて号令?もある日本が拙者は大好きでござる。

get+~ 英熟語を感覚的に捉える

今回の英熟語カテゴリはちょっと趣向を変えて、
英熟語の感覚的な部分を、「なんとなく
わかっていただこうと思うでござる。

そこで英語の動詞の中で最も基本的な動詞の一つである「get」を使った英熟語をリストアップしてみたでござる。

get on ~に乗る、(服などを)着る、暮らす
get off ~から降りる、~から立ち去る、~を脱ぐ
get at ~に届く、~を入手する
get out ~から降りる、出る、(秘密などが)洩れる
get out of ~から出る、脱出する
get into ~に入る、~になる
get rid of ~を取り除く
get over ~に打ち勝つ
get together 集まる、~を集める
get through やり遂げる、

そして次にgetの意味を辞書で調べると
「ある物象が一定の状態になる」ことがgetの基本的な意味だと解っていただけると思うでござる。

我々英語学習者は基本的に英単語や英熟語を覚えるのに近い意味の日本語と対応させて覚えるのが普通でござる。

しかしあくまで「意味が近い」だけで、本当は別の言葉でござる。

そのことを忘れて英語学習をしていると特に熟語を覚えている時なんかに日本語との差異にいちいち頭を悩ませたりして無駄な時間を使ってしまったりするでござる。

なので「get,take,go,come,have,give,make,look,」などの基本的な動詞は日本語の意味だけでなく、動詞が本来持っている感覚的な意味を「なんとなく」理解できるようにしておくと英熟語の学習に非常に役立つこと間違いなしでござる。ちょんまげ英語塾の熟語編では上記の基本動詞を使った熟語集を掲載してあるので興味のある御仁は見てみてくだされ。

同じ様に「at,in,out,for,on,off」など前置詞などの指し示す範囲を感覚的に理解出来るようにしておくと後々非常に楽でござる。

今回「なんとなく」ばかりで拙者自身も書いていて嫌でござるが、この「なんとなく」の部分にぴったりと当てはまる自分自身の方法論を見つけていただきたい。

さよならだけが人生だ

いつもは英文を和訳する事の多いちょんまげ翻訳でござるが
たまには英訳しなくちゃ表現力が落ちるでしょ?
と言うことで英訳をするでござる。

題材は井伏鱒二の名訳
「さよなら」だけが人生だ、で有名な
于武陵の「勸酒」でござる。まずは原文から

※注 右上から縦読み









滿







そして井伏鱒二の和訳

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

そして拙者の英訳(原文から)

I want you to dry up this cup silently.
The cup filled with sake is farewell to you.
Like the storm which comes when flowers bloom,
The good friend goes away.

英訳の元となった拙者なりの原文の和訳

何も言わずこの杯を飲み干して欲しい
酒で満たされたこの杯は僕からの手向けだ
ようやく花が咲いたと思えば嵐が来るように
良き友だけが去っていく

英文・和文 Translated by へいはちろう

この 于武陵の「勸酒」でござるが、
中国は唐の時代、唐の官僚であった于武陵が
非常に危険な辺境の警備に赴く友人に詠んだ詩でござる、

于武陵はこの後俗世を倦んで隠遁生活を送ったそうでござる。

体の各部位の英語名

今回は身近どころか自分自身、

体の各部位の英語名でござる

からだ body
あたま head
かみのけ hair
ひたい forehead
eye
はな nose
ほほ cheek
くち mouth
くちびる lips
した tongue
みみ ear
あご chin , jaw
のど 咽喉 throat
くび neck
hand
てのひら palm
ゆび finger
つめ nail
うで arm
ひじ elbow
てくび 手首 wrist
かた shoulder
むね chest
わき armpit
おなか abdomen
へそ navel
せなか 背中 back
しり hips , buttocks
あし leg
あし foot ,feet(複)
ふともも 太腿 thigh
ふくらはぎ 脹脛 calf
ひざ knee
あしくび 足首 ankle
つまさき 爪先 toe
かかと heel
つちふまず 土踏まず arch

拙者の本サイト「体の各部位の英語名」の方ではさらにたくさんの部位や内臓の英語名などをリストアップしているので訪れてみてくだされ

また日本語と英語で同じ部位を差す言葉でも
部位の範囲が微妙に違っていたりするので
厳密に使う時は注意が必要でござる。

よく旅行ガイドなどに海外で医者にかかった時のために
体の各部位の英語名の一覧などが書いてあったりするでござるが、
そんなもの覚えるより無理せず
「ここが痛ぇんだ!助けてくれドクター!!」
ってジェスチャーした方が絶対良いと拙者は思うでござる。