今回は英語での号令の掛け方のお話でござる。
ちなみに号令は英語では
commandまたはorder、単純に命令って事でござるな。
我ら日本人にとって号令と言ってまず最初に思い浮かぶのは
学校等で授業の節目に行われる
「起立、礼、着席」だと思うのでござるが、
もちろん英語圏にはそんな習慣は一般的では無く
挨拶(greeting)をするでござるな。
単純に訳せば
起立 Stand up!
礼 Bow!
着席 Be seated!
となるのでござろうが、存在しない英語表現を覚えても無駄でござるな
そこで次に思いついたのが朝礼などで整列する時の
「気を付け、休め、解散!」
でござる。
これらの号令は明治期に海外の(おそらくイギリスかドイツ)の軍制を取り入れたのものなのでござる。
気をつけ Attention!
休め At ease!
解散 Dismiss!
単純に直訳でござるよな・・・
まぁそれまで日本には整列する文化が無かったのだから仕方無いのでござるが。海外の軍制→日本の軍隊・軍学校→一般の学校へと号令の習慣が広まり、現在に至ると言う訳でござる。
そのおかげか号令と言えばなんだか堅苦しい印象を受けるものでござるが、
「小さく前習え」
なんて号令?もある日本が拙者は大好きでござる。