孔子の論語 陽貨第十七の二十二 これを為すは猶お已むに賢れり

孔子の論語の翻訳467回目、陽貨第十七の二十二でござる。

漢文
子曰、飽食終日、無所用心、難矣哉、不有博奕者乎、爲之猶賢乎已。

書き下し文
子曰わく、飽くまで食らいて日を終え、心を用うる所無し、難(かた)いかな。博奕(はくえき)なる者あらずや。これを為すは猶(な)お已むに賢(まさ)れり。

英訳文
Confucius said, “A person who eats to the full and thinks nothing is a good-for-nothing. There are go and chess. You had better do them than doing nothing.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「腹一杯食べるだけで一日何もせず何も考えない、困り者だな。囲碁や将棋というものがあるだろう。たとえ遊びでも何もしないよりは役に立つ。」

Translated by へいはちろう

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