孔子の論語 子罕第九の二十五 過てば則ち改むるに憚ることなかれ

孔子の論語の翻訳233回目、子罕第九の二十五でござる。

漢文
子曰、主忠信、無友不如己者、過則勿憚改。

書き下し文
子曰わく、忠信(ちゅうしん)を主とし、己(おのれ)に如(し)かざる者を友とすること無かれ。過(あやま)てば則(すなわ)ち改(あらた)むるに憚(はば)かること勿(な)かれ。

英訳文
Confucius said, “You should attach importance to loyalty and honesty and shouldn’t be a friend with worse people than yourselves, and should correct your mistakes without hesitation.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「真心と誠実さに重きを置いて人格的に劣るものたちと交際してはいけない。そして自らに誤りがあればただちに正すべきである。」

Translated by へいはちろう

同じ文章が学而第一の八でも出てくるでござるな。

子罕第九の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの論語 子罕第九を英訳を見て下され。