孔子の論語 公冶長第五の二十七 吾未だ能く其の過ちを見て内に自ら訟むる者を見ざるなり

孔子の論語の翻訳119回目、公冶長第五の二十七でござる。

漢文
子曰、已矣乎、吾未見能見其過、而内自訟者也。

書き下し文
子曰わく、已矣乎(やんぬるかな)。吾(われ)未(いま)だ能(よ)く其の過(あやま)ちを見て内(うち)に自ら訟(せ)むる者を見ざるなり。

英訳文
Confucius said, “How incurable! I have never seen a person who admits his fault and regrets it.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「どうしようもないな。私は自分の過ちを素直に認めて心から反省をする人間に出会った事が無い。」

Translated by へいはちろう

あまりにシンプルでコメントのしようが無いでござるな。あえて言うなら人間そんなに捨てたもんじゃないよと拙者などは思うのでござる。

公冶長第五の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの孔子の論語 公冶長第五を英訳を見て下され。