元日に毎日の更新を宣言してしまって、さてどうしようと言うことになったのでござるが英語力のさらなる向上を目指し論語の全文を翻訳してみようと思う次第。
論語といえば皆さんもご存知、儒学の祖である孔子の言行録をまとめたもので日本の公家・武家を問わず必読とされて来た書物でござる。現代に伝わるのは原書ではなく何晏や朱子が注釈をつけた注釈書でござるが。日本の江戸時代には朱子の注釈書が幕府によって奨励されて(朱子学)後の世の明治維新の原動力となったと言うのは、まぁおいておくでござる。江戸時代の話を始めると長くなるでござるからな。
さてそれでは論語の第一巻の学而第一の一から始めるでござる
漢文
子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎
書き下し文
子曰(い)わく、学びて時にこれを習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有りて遠方より来たる、亦楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。
英訳文
Confucius said, “To learn and to review those you learned are pleasure. To see a friend from far is a joy. Not to have a grudge even if you are not appreciated by others. It is gentlemanly. ”
現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「学んだことを時に復習するのはより理解が深まり楽しい事だ。友人が遠くから訪ねてくれて学問について話合うのは喜ばしい事だ。他人に理解されなくとも気にしないと言うのはとても立派な事だ。」
Translated by へいはちろう
う~ん、毎日はちょっとつらいかも・・・でも論語全訳がんばるでござるよ!ちなみに現代語訳についてのツッコミは勘弁していただきたい。きちんと論語を理解したければ専門の本などで読んでいただければ幸い。英訳文に関するツッコミは大歓迎。
ちなみにConfuciusというのは英語で孔子と言う意味でござる。
論語の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの孔子の論語 学而第一を英訳を見て下され。