孔子の論語 子張第十九の五 日々に其の亡き所を知り、月々に其の能くする所を忘るること無し、学を好むと謂うべきのみ

孔子の論語の翻訳487回目、子張第十九の五でござる。

漢文
子夏曰、日知其所亡、月無忘其所能、可謂好學也已矣。

書き下し文
子夏(しか)が曰わく、日々に其の亡(な)き所を知り、月々に其の能(よ)くする所を忘るること無し。学を好むと謂(い)うべきのみ。

英訳文
Zi Xia said, “If you learn what you don’t know everyday and review what you learned every month, you truly like learning.”

現代語訳
子夏(しか)が言いました、
「日々新しい事を学び、月々に学んだ事を復習して忘れないようにするなら、本当に学問を好むと言って良いだろう。」

Translated by へいはちろう

子夏(しか:姓は卜、名は商。字は子夏。詳細は雍也第六の十三に。)

毎日少しづつの修練の繰り返し、そんな単純な事を続ける事が実は一番難しいのでござるよな。

子張第十九の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの論語 子張第十九を英訳を見て下され。