ちょんまげ翻訳 和英

夜更けて、、、 正岡子規の句の翻訳に挑戦

カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英 2月 27日, 2007 – コメントなし

芭蕉翁、西行法師ときて次は正岡子規でござる。

文人として数々の名文や名句を残しているのはもちろんのことでござるが、明治維新期に俳句や短歌などの日本文学の保護・発展・啓蒙に尽力した方でござる。

日本で最も最初に野球をした人々の1人として野球殿堂入りをしているのでも有名でござるな。温故知新と言う言葉そのものな方でござる。

それでは子規の名句の中からこちらを

夜更けて 米とぐ音や きりぎりす

A hand of the mother washing rice and a katydid
singing together, at home late at night.
英訳 Translated by へいはちろう

・・・違うよなぁ。
英訳を和訳すると
「米研ぐ母の手ときりぎりすの合唱が聞こえる夜更けの我が家」
と言う感じなのでござるが、伝わらなそう・・・
力不足でござるなぁ、修練修練。

あさましや、 西行の和歌の翻訳に挑戦

カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英 2月 25日, 2007 – コメントなし

前回芭蕉翁の俳句の英訳にチャレンジしたのでござるが今回は芭蕉翁の敬愛して止まない西行法師の和歌の英訳にチャレンジして見るでござる。

我ながら無謀だと思うのでござるが、失敗を恐れては修練にならないでござるからな。

では保元の乱を嘆いて詠まれた歌、

あさましや
いかなるゆゑの
むくいにて
かゝることしも
ある世なるらむ

How deporable,
By what retribution does such a thing occur
in the whole country?

英訳 Translated by へいはちろう

・・・む・むずかしい、
全然嘆いてるように読めないでござる、retributionは「報い」と言う意味でござる。ちなみに「因果」を辞書で引くと「cause and effect

英訳を和訳すると
「なんて嘆かわしいんだ、いったいどんな報いで国中でこんな事態になるのだろう」
と言うことなのでござるが、本当は内乱が起きたことより崇徳上皇が流された事を嘆いているのだ、と言う解釈が普通でござる。崇徳上皇宛ての歌なので確かにその通りなのでござるが、拙者なりの解釈でござる。浅い知識なんで色々とご容赦願いたい。

夏草や・・・俳句の翻訳に挑戦

カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英 2月 24日, 2007 – コメントなし

今日は無謀にも俳句の英訳に挑戦してみるでござる。

松尾芭蕉翁の名句の中から今回チャレンジするのは平泉にて詠まれたこの句、

夏草や 兵どもが 夢の跡

Filled with smell of green grass
My thought is driven to dreams of warriors
Those who passed away in the battle

英訳 Translated by へいはちろう

う~ん・・・長い。
もっと英文学などを読まねば短く訳すのはちと無理でござるな、

拙者の本サイトでは正岡子規やドナルド=キーンらによる芭蕉翁の名句の数々の英訳をまとめてみたでござる。

それぞれ文豪たちによる英訳なんで読み応えは十分でござるのでぜひお立ち寄りくだされ

俳句を英語にすると

さよならだけが人生だ

カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英 1月 29日, 2007 – 2 件のコメント

いつもは英文を和訳する事の多いちょんまげ翻訳でござるが
たまには英訳しなくちゃ表現力が落ちるでしょ?
と言うことで英訳をするでござる。

題材は井伏鱒二の名訳
「さよなら」だけが人生だ、で有名な
于武陵の「勸酒」でござる。まずは原文から

※注 右上から縦読み









滿







そして井伏鱒二の和訳

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

そして拙者の英訳(原文から)

I want you to dry up this cup silently.
The cup filled with sake is farewell to you.
Like the storm which comes when flowers bloom,
The good friend goes away.

英訳の元となった拙者なりの原文の和訳

何も言わずこの杯を飲み干して欲しい
酒で満たされたこの杯は僕からの手向けだ
ようやく花が咲いたと思えば嵐が来るように
良き友だけが去っていく

英文・和文 Translated by へいはちろう

この 于武陵の「勸酒」でござるが、
中国は唐の時代、唐の官僚であった于武陵が
非常に危険な辺境の警備に赴く友人に詠んだ詩でござる、

于武陵はこの後俗世を倦んで隠遁生活を送ったそうでござる。

平家物語のアレ

カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英 12月 29日, 2006 – コメントなし

ほい、今回は英文を和訳ではなく日本文を英文に訳してみようと思うでござる。

とは言っても実は本サイトの「まげたん」のページで前に訳したものなのでござるけど・・・年末だからちょっと楽したいなぁ・・・なんて。

んじゃ本文を

「祇園精舎」の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す
奢れる者も久しからず、ただ春の夜の夢の如し
猛き者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
The bell of “Jetavana Anathapindadasya-arama ” tolls,
And says “there’s nothing that does’t change.”
The color of Shorea robusta shows the truth
that Even prosperous people inevitably decline.
The proud perish like a dream on a spring night.
The hellion is defeated at the end
Same as the dust flown by the wind.

英訳 Translated by へいはちろう

いやぁ何度読んでも名文でござるよな(原文は)、
一応訳すときに出来るだけ日本文と同じ調子で読めるように気を配ったつもりでござるが「祇園精舎」とか「沙羅双樹」の英訳には困ったでござるな、時代とか場所によって呼ばれ方が色々あったり通名なのか学名なのかとか・・・結構前に訳したのでどれを選んだか忘れてしまったでござるけどな

ただ本文の持つ「無常観」は我ながら全く表現できていないでござるよな、未熟なりへいはちろう。上級者によるご批判募集中でござる。