Wikipedia「Christmas」を翻訳

前回に引き続き、歴史ではなく時事ネタとして今回はWikipediaの項目の中でもクリスマスを翻訳したいと思うでござる。

ただ、いつものように序文を訳すと誰でも知っているような情報しか無いので今回はEtymology(語源・由来)について訳してみたいと思うでござる。

Wikipedia 「Christmas」

Etymology

The origin of the word Christmas is controversial. Some believe that the word is derived from the Egyptian compound word Khristos-Mas (Christ’s Birth). Others believe in an Anglo-Saxon derivation. In Anglo-Saxon times, Christmas was referred to as geol, from which the current English word ‘Yule’ is derived. The word “Christmas” is a contraction meaning “Christ’s mass.” It is derived from the Middle English Christemasse and Old English Cristes mæsse, a phrase first recorded in 1038. The words for the holiday in Spanish (navidad), Portuguese (natal), French (noël) and Italian (natale) refer more explicitly to the Nativity. In contrast, the German name Weihnachten means simply “hallowed night.”

Christmas is sometimes shortened to Xmas, an abbreviation that has a long history. In early Greek versions of the New Testament, the letter Χ (chi), is the first letter of Christ (Χριστός). Since the mid-sixteenth century Χ, or the similar Roman letter X, was used as an abbreviation for Christ.
原文 2006年12月22日現在 Wikipedia 「Christmas」

語源

“Christmasと言う言葉の由来には様々な議論があるでござる。

「エジプト語の合成語”Khristos-Mas”(キリストの誕生日)である」と言う人も居ればアングロサクソン人行っていた祝祭”geol”(現代においては”Yule”として知られている)が由来であると言う人もいるでござる。

また”Christ’s mass”の短縮形であるとも言われていて、由来は中英語の”Christemasse”や古英語の”Cristes m<ae>sse”で最古の記録では1038年ごろの書物に見ることが出来るでござる。

スペイン語の”navidad”, ポルトガル語の”natal”,フランス語の”noe<->l” イタリア語の”natale”、等これらクリスマスを表す言葉はより明確に”Nativity”(キリストの誕生)に由来しているでござる。

それに反してドイツ語の”Weihnachten”は単純に「聖なる夜」と言う意味でござる。

クリスマスは時々”Xmas”と略されるでござるがこれにはとても長い歴史があり、初期のギリシャ語で書かれた新約聖書でキリストを表す言葉の”Χριστος”の頭文字”X(chi)”から来ており、16世紀中ごろからこの”X”と形の似たローマ字の”X”(ギリシャ文字のXはローマ字ではC)もキリストを意味する文字とされたのでござる。

和訳 Translated by へいはちろう

今回はかなりツライ翻訳でござったな、そもそも拙者の専門は日本史と英語でござるのにギリシャ語やらフランス語やら果ては古英語まで出てきちゃってもう大変でござった、いや意味も大変でござったがキーボードで入力出来ねー!!!

それでも苦労して翻訳した甲斐があったでござるかな?