孔子の論語 子張第十九の十四 喪は哀を致して止む

孔子の論語の翻訳496回目、子張第十九の十四でござる。

漢文
子游曰、喪致乎哀而止。

書き下し文
子游(しゆう)が曰わく、喪は哀を致(いた)して止む。

英訳文
Zi You said, “You should just mourn heartily in mourning.”

現代語訳
子游(しゆう)が言いました、
「喪においてはただ心を尽くして悲しむばかりで良い。」

Translated by へいはちろう

子游(しゆう:姓は言、名は偃、字は子游。詳細は雍也第六の十四に。)

形式主義に陥らずに、心からの哀悼こそが大切だという事でござるな。

子張第十九の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの論語 子張第十九を英訳を見て下され。