本サイトの方でもTOEIC対策のページを作っているのでござるが、こちらのブログでも簡単にTOEIC対策を扱ってみようと言う訳でござる。当然言ってる内容はほぼ一緒なのでござるが違う視点で書けばまた違った感じになるかも知れんでござる。
とりあえずリスニングセクションを
Part1(写真描写問題) 対策
問題数は10問、リスニングパートの中では比較的簡単な部類に入でござるがそれだけにケアレスミスを避けたいところでござるな。
Part 1は1枚の写真について、4つの短い説明が1度だけ読まれるのでその中から最も写真を正確に描写している文を選ぶと言うものでござる。説明文は印刷されてはござらん。
説明文は短文なので一番注意して聞く部分は
「主語」でござる。
主語>動詞>目的語・補語の順の英文の並びそのままに注意して聞き、英語のリスニングの最も基本的な部分を試されるテストでござる。
まず音声が流れる前に写真を見て目に入った人物や物などの名詞を頭の中で整理しておく、最初に目に付く物以外に関する説明文が読まれる事が多いのでできるだけたくさんの名詞を把握しておくと良いでござるな。
似た発音の名詞を使ったひっかけ問題もあるので注意が必要でござる。
主語の後に続く動詞部は現在進行形であることが多いでござるが、写真の中にある名詞を使った文章が2つ以上あったら次に動詞部に間違いが無いかで解答を判断出来るでござる。また写真の中の人物がこれみよがしにしている動作の動詞に似た発音の動詞でひっかけ問題がある事もあるので注意してくだされ。
目的語や補語の部分まで判断がつかないことは稀でござるが、一応ちゃんと聴き取るようにしてくだされよ。
上のような事を考えながら解答する時間は無いので模試などで上記の点に注意しながら問題に慣れておいて本番では解らない問題にはあまり拘らないようにしてくだされ。
Part2 (応答問題) 対策
問題数は30問。このパートでは問題用紙は一切使わず、スピーカーから流れる英文の聴き取りのみで行われるでござる。
問題形式はまずはじめに英語での疑問文が読まれて、それに対する返答が3つ読まれるのでその中から最もふさわしい返答を選んで解答用紙にマークするというものでござる。
初めに流れる疑問文で最も注意して聞く部分は
「疑問詞」でござる、
疑問文なので「何を聞いているか?」が解らないと解答のしようが無いでござるからな。
疑問詞>主語>動詞>目的語・補語の順に英文の規則に沿った形で注意して聴き取ると良いでござる。
また時制に関する問題も多く出題されるので、時制にも注意してくだされ。
対する返答で注意して聞く部分でござるが、嫌なことに様々な形でひっかけ問題が出されるので注意が必要でござる。
時間を聞いているのに、場所を答えてる
第3者の事を聞いているのに、自分の事を答えてる
昨日の事を聞いているのに、明日の事を答えてる
などなどがあり、よくよく聞けば簡単なひっかけなのでござるがテスト時にはあまり時間的余裕が無いのと、ある程度疑問文と共通する部分を含んでいたりするので注意してくだされ。
ただし、次の問題の疑問文を聞き逃さないように解らなかったら適当にマークして、すぐ次の問題を聞き取る体制を取れるようにしないと駄目なので、難しい問題に拘らず、比較的簡単な問題でしっかり点を取るようにしてくだされ。
Part3 (会話問題) 対策
問題数は30問、まず最初に2人の人物による会話が流れるでござる。この会話文は問題用紙には印刷されて無いでござる。そして次にその会話に関する質問が流れてそれに対する解答が4個あるのでその中から最もふさわしいと思う解答を選んでマークする。質問文と返答文は問題用紙に印刷されているので、10個の会話文に対して3個づつの問題で計30問と言うことでござる。
リスニング問題なのでリスニング能力が求められるのはもちろんなのでござるが、このパートではリーディング能力も問われるので大変でござる。
まず各会話文が流れる前にその問題の質問文3個を読んで把握するようにしてくだされ、このことによって、会話文のどこに注意して聞けばよいか解るので解答するのが大分楽になるでござる。リーディング能力に余裕があれば返答文にも目を通しておければ尚良しでござる。
また会話文の中に時間や場所、また人物など同じような言葉を複数回繰り返して質問文に対応する返答文を選ばせる問題などがあるので注意してくだされ。
例)
会話文の概要
ミーティングが8時から行われる予定だったが、7時になっても準備が完了していないために9時からに延期された。
質問文
ミーティングは何時に変更されたか?
といった感じでござる。
まず質問文を読んで、何を問われるかを把握した上で会話文の中でそれに関する部分を聞き漏らさないようにする事が肝要でござる。
出来れば質問文や返答文が読み上げられてる内に次の会話文の質問文に目を通せるようになれば理想的でござるな。
Part4 (説明文問題) 対策
問題数は30問。
アナウンスやナレーションのような説明文が1度だけ読み上げられるでござる、文章は印刷はされてはござらん。
その説明文に対する質問文が読み上げられそれに対する返答文が各4つづつあるので、説明文10個に質問文が3個づつで計30問でござる。
パート3同様に質問文と返答文が問題用紙に印刷されているので先に何を聞かれるか把握した上で説明文を聞くと解答が楽になるでござる。
また説明文の情景を出来るだけ早く把握する事も必要でござる。
どこで、誰が、何の目的でどんな事をどんな状況でといったいわゆる5W1Hを問う質問が多いからでござるな。
また45分間に及ぶリスニングセクションの最後と言うこともあり、集中力の維持が難しくなってくる場面でござるのでパートのディレクションが読み上げられてる時に少しでも頭をリフレッシュしておくと良いかも知れないでござる。
あとこれは上級者向けのテクニックなのでござるが、説明文を聞きながらシャドーイングをすると説明文をより正確に把握することができるでござる。もちろんテスト中なので声に出しては駄目でござるよ。説明文に合わせて口を動かすだけでもリスニング時の集中力に違いが出るのでござる。他に頭の中で文字に変換して思い浮かべたりする方法もあるでござる。こちらも目的はリスニングにおける集中力を高めることでござる。この方法はある程度以上のリスニング力が無いと逆効果になるでござるが、リスニングセクションの点数が伸び悩んでいる御仁は模試などで試して見てくだされ。
とまぁ、本サイトと違いを出すためリスニングセクションを1ページにまとめたらだいぶ長くなってしまったでござるな。
TOEICテストは他の英語能力テストに比べて比較的正確に受験者の英語能力を測る事ができるとは言え、TOEICテスト自体への慣れ・不慣れがスコアに大きく影響するのでござる。
先日のTOEICテストリニューアル後、それに対応した公式の問題集が2冊でているのでやっておいた方が良いでござるよ。