孔子の論語 衛霊公第十五の二十七 小、忍ばざれば、則ち大謀を乱る

孔子の論語の翻訳416回目、衛霊公第十五の二十七でござる。

漢文
子曰、巧言亂徳、小不忍、則亂大謀。

書き下し文
子曰わく、巧言(こうげん)は徳を乱る。小(しょう)、忍(しの)ばざれば、則(すなわ)ち大謀(たいぼう)を乱る。

書き下し文
Confucius said, “Cunning words disturb virtue. You will fail to accomplish a great plan if you cannot endure small matters.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「巧みすぎる言葉は徳を損ねる。些細な事が我慢できなければ、大きな事を成し遂げる事はできない。」

Translated by へいはちろう

逆説的にいうと、大きな目標を持たないと小さな事に拘るようになってしまう、と思う次第。

日頃小さな事でくよくよしていて良くないな、と思う御仁は思い切って大きな目標を立てて見ると良いかも知れぬござるな。

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