孔子の論語 憲問第十四の二十三 欺くこと勿かれ、而してこれを犯せ

孔子の論語の翻訳366回目、憲問第十四の二十三でござる。

漢文
子路問事君、子曰、勿欺也、而犯之。

書き下し文
子路(しろ)、君に事(つか)えんことを問う。子曰わく、欺(あざむ)くこと勿(な)かれ。而(しか)してこれを犯せ。

英訳文
Zi Lu asked how to serve one’s lord. Confucius replied, “Do not lie to your lord. But remonstrate without hesitation.”

現代語訳
子路(しろ)が主君に仕える事を尋ねました。孔子は、
「嘘をついてはいけない。しかし主君の誤りは躊躇せずにいさめよ。」

Translated by へいはちろう

子路(しろ:季路とも言う。姓は仲、名は由、字は子路。詳細は公冶長第五の七に。)

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