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スマートフォンからも見られるようになりました

世の中の流れに対して少し遅ればせながらも、拙者が運営するこのブログ・ちょんまげ英語日誌今日の英単語の2つのブログサイトを、スマートフォンでも見られるようにしたでござる。

とは言っても特にスマートフォン用のアドレスがあるわけではなく、iPhoneなどに代表されるスマートフォンでこのブログや今日の英単語にアクセスするとスマートフォン用にデザインされた画面が表示されるようにしたのでござる。今日の英単語の方はもともと携帯電話(いわゆるガラパゴス・ケータイ)での表示にも対応していたので、こちらは携帯でアクセスすれば携帯用の画面が、スマートフォンでアクセスすればスマートフォン用の画面が、PCでアクセスすればPC用の画面が表示されるようになっているでござる。

ありがたい事に今日の英単語は更新を休止しているにも関わらず、いまでも結構な数の御仁が利用してくれているでござる。携帯やスマートフォンをお持ちの御仁はこれからも、通勤・通学のちょっとした合間にでも利用していただければ幸いに思う次第でござる。もちろん当ブログもスマートフォンのブックマークにでも登録していただいて、暇つぶしがてらに読んでいただければ幸福至極でござる。

本当は本サイトであるちょんまげ英語塾も携帯やスマートフォンでの表示に対応させたいと思っているのでござるが、こちらのサイトだけはページ毎のデータ量も多く、サイト作成にあたってブログシステムを使っていないという事もあり、携帯やスマートフォンでの表示に対応させようとするとものすごく時間がかかってしまうのでござる。それでも多少は見やすい画面で見られるようにしたいと思って色々と調べてはいるのでござるが、いまのところ有効な方法は手段は見つかっておらず、スマートフォンでちょんまげ英語塾を利用されている御仁には見にくい画面で申し訳ないと思っている次第でござる。

スマートフォンで見られる・見られないよりも肝心なのはサイトの内容や更新頻度だろう、というツッコミがどこからともなく聞こえてくる気もしないではないでござるが、なにわともあれスマートフォンをお持ちの御仁はどうか一度ご覧になってみてくだれ。

最近、児童文学があらためて面白い

論語や老子の翻訳なんかしているので、もしかしたら拙者はいつもそんな小難しい本ばかり読んでいると思われているかも知れないでござるが、実際には拙者の読書の趣味は結構ミーハーでござる。

最初に読んだ洋書がスターウォーズでござったし、その後もハリーポッターシリーズとかハウルの動く城の原作とか、基本的には世間で話題となった娯楽作品を読むことが多いでござるな。あとはたまに趣味として日本や中国の古典や日本語の歴史書や哲学書を読むくらいでござる。

そんな中、最近はこれといって話題になるような作品に出会えず、読書欲が刺激されない毎日を送っていたのでござるが、たまたま立ち寄った図書館の洋書コーナーでマーク・トウェインのハックリベリーフィンの冒険(Adventures of Huckleberry Finn)を見つけて、「過去の名作を読むのもいいかも知れない」と思い至って読んでみたのでござる。

児童文学だから簡単だろうと侮って読んでみると、これがかなり難しい。なんとこの作品、1800年代前半のミシシッピ地方の方言で登場人物の台詞が書かれている。文法も単語も発音も現代アメリカ英語とほんの僅かだが違う。さらに主役のハック、黒人奴隷のジム、その他の大人の白人たちがそれぞれ少しづつ違う英語で話す。その上1800年代前半と言えば日本はまだ江戸時代というくらい昔の話なので、何の事を言っているのか辞書を引きながらでも解らない言葉がたまにある。はっきり言えばただ読むだけで苦痛で、ストーリーを楽しむどころでは全く無かったのでござる。

そんな感じで久方ぶりに自分の英語力に関する挫折感を味わった拙者でござったが、それはそれとして遠い昔の幼い頃に日本語で読んだ事があるであろう児童文学をあらためて原書である英語で読み返してみようと、暇をみつけては読書を続ける毎日を送るようになったのでござる。ちなみに今現在読んでいるのは、ジーン・ウェブスターのあしながおじさん(Daddy-Long-Legs)でござる。この作品は特に難しいという事もないのでござるが、日本語でも読んだこともなく名前だけ知っている作品なので新鮮な気持ちで読めるでござる。あとはヘミングウェイの老人と海(The Old Man and the Sea)とか、児童文学ではないが有名だから名前だけは知っているという本も何冊か読んでいるでござる。

またこれら過去の名作は、著作権の保護期間が過ぎてパブリックドメインになっている事が多いので、プロジェクト・グーテンベルク(Project Gutenberg)などの電子図書館で無料で読める点も良いでござるな。このサイトについては本サイトの著作権の切れた名作を無料で読もうというページでも紹介しているでござるので、利用方法などについてはこちらも読んでくだされ。拙者自身は近所の図書館の洋書コーナーが充実しているので基本的にはそちらを利用しているのでござるが、近くに図書館が無いという御仁はこちらのサイトを利用するのも良いのではないでござろうか。

ちょんまげ英語塾をじわじわと更新中

3年以上も毎日欠かさず更新してきた今日の英単語の更新を休止してから3ヶ月。そのおかげで少し時間的な余裕ができたので、現在は本サイトであるちょんまげ英語塾の内容をじわじわと充実させているでござる。といっても新しいページを追加したわけではなく、既存のページの内容を少しづつ増やしたという事でござるが。

主に単語編の各ページに新たな単語や英語を追加しているので、これまでに見たことのあるページでも再度目を通していただければ幸いでござる。

また既存ページの内容追加だけにとどまらず、年末年始にかけてやはり単語編に新たなページを何個か追加する予定でいるので、年明けからの英語学習の際には、ちょんまげ英語塾の新ページをチェックしていただけるとこれまた幸いに思う次第でござる。

それが終わったらしばらくはサイト運営にさける時間があまり無いような状態になると思うのでござるが、日々のよしなしごとを思いつくままにこのブログに書こうかと思っていたり、いなかったり。そういえば年内に開始予定だった新しい書物の翻訳も当分は不可能となってしまったでござる。

とにかく、少し早いでござるが来年も今年同様、ちょんまげ英語塾とちょんまげ英語日誌をどうぞよろしくお願いいたしまする。

十七条憲法に現代語訳と解説を追加

過去に英語訳をした十七条憲法に現代語訳と解説を追加したでござる。

もとよりこのブログは拙者の英語学習のために運営されており、そのために色々な書物を英訳しているのでござるが、2007年の4月から5月にかけて英訳したのがこの十七条憲法でござる。しかしその後、論語や老子を英訳するにあたって現代語訳や簡単な解説を掲載するようになると、英語とはまったく関係のない方でこのブログを訪れる方も増えてきたみたいなので、今回あらためて以前英訳した十七条憲法に現代語訳と簡単な解説を追加した次第でござる。

現代語訳については老子の時と同じく、共感をキーワードにできるだけ解りやすい表現を心がけ、解説については完全なる拙者の独断と偏見によって個人的に思うところを遠慮なく書かせていただいたでござる。十七条憲法について真剣に学びたいという御仁はもっとちゃんとした書物や解説サイトにて学ばれるがよろしいでござろう。

もともと掲載されていた原文・書き下し文・英訳文についても若干の修正を施してあり、振り返ってみるとほぼ全文を書き直したような気もするでござるが、それだけ拙者が成長したのかそれとも頭が固くなったのかは解らないでござるな。

なお十七条憲法の英訳・現代語訳をまとめて読みたいという御仁は、聖徳太子の十七条憲法を英訳というページにまとめてあるので、こちらを見ると早いでござろう。

次に翻訳する書物はずいぶんと以前から決まっているのでござるが、翻訳の開始はいつになるのか今はちょっと解らないでござる。現在翻訳にあたって資料を読み漁っている段階なのでござるが、ひとつひとつの章が少し長いのでどのような体裁で掲載しようか悩んでいる所でござる。

翻訳を始めればしばらくそれにかかりっきりになってしまうと思うので、それまで何かあったらまた報告させていただくでござる。

老子道徳経のオンライン図書

老子道徳経の翻訳を終えてしばらくたった先日、明かりの本という、ブラウザを使用して読めるオンライン図書を無料公開しているサイトの運営者様から、拙者の翻訳した老子道徳経の訳文をオンライン図書として公開させて欲しいという依頼があったのでござる。

「無料で良書を紹介する」というのが運営方針らしく、拙者の訳文が良書に値するか否かはともかくそのような活動はぜひ応援したい、という事で拙訳を提供させていただいた次第でござる。

以下がその老子道徳経のオンライン図書でござる、興味のある方は見てくだされ。
http://akarinohon.com/basic/rousi_english.html (横書き)
http://akarinohon.com/basic/rousi_heihatiro.html (縦書き+書き下し文つき)

また上記サイトでは他にも色々と読み応えのありそうな良書がオンラインで読めるようなので、ブラウザのお気に入りなどに登録しておくと良いでござろう。

しかし色々な場面で日本人のモラルの低下が安易に叫ばれる昨今、なかなかどうして志の高い御仁というのはおられるものでござるな。拙者も世間の悪い部分ばかりを見るのではなく、こういう御仁を見習って高い志を持つようにしたいものでござる。