That’s how it is. そういうもんだよ 

言われてみればなるほど納得、いつか使ってみたい英語表現シリーズ。

That’s how it is.
そういうもんだよ。

日本語の意味もあいまいな感じがして解りにくいかも知れないでござるが、直訳すると「それはそういうものです。」という事で、誰かが何かについて感想や不満を述べた時に肯定的にあいづちを打ったり、諦観をうながしたりする時に使われるでござるな。

後ろに with ~ と名詞をつける事によって、「~とはそういうものだよ。」という使い方もできるでござる。

That’s how it is with life.
人生とはそういうものだよ。

That’s how it is with people.
人間ってのはそういうものです。

相手の言葉に対する返答として使うと上記の様な意味になるのでござるが、たとえば文頭に置くと以下の様なニュアンスでも使うことができるでござる。

That’s how it is with beef bowl. Gravy soup is more important than beef itself.
牛丼ってやつは、肉そのものより肉汁の入ったつゆの方が大切だ。

某牛丼チェーンのつゆは白ワインを使っているそうでござるが、考え出した方は天才でござるな。輸入物のワインが安いからというのも理由のひとつでござろうが、確かに西洋の肉料理の様に赤ワインではなく、白ワインを使うと肉汁とあいまって独特の甘辛さがでるのでござる。

自宅で牛丼を作る時に白ワインを入れるように勧めているレシピを結構ネットで見かけたのでござるが、拙者は同時に輸入牛を使うように勧めたいでござるな。上品な肉質と脂の国産牛だと白ワインの味に負けてしまう(下手すると脂が全部溶けてしまう)事が多いので、牛丼を作るときにはできるだけ安っぽい肉の方が良かったりするのでござる。

That’s how it is with cooking.
料理ってそういうものですよね。