get+~ 英熟語を感覚的に捉える

今回の英熟語カテゴリはちょっと趣向を変えて、
英熟語の感覚的な部分を、「なんとなく
わかっていただこうと思うでござる。

そこで英語の動詞の中で最も基本的な動詞の一つである「get」を使った英熟語をリストアップしてみたでござる。

get on ~に乗る、(服などを)着る、暮らす
get off ~から降りる、~から立ち去る、~を脱ぐ
get at ~に届く、~を入手する
get out ~から降りる、出る、(秘密などが)洩れる
get out of ~から出る、脱出する
get into ~に入る、~になる
get rid of ~を取り除く
get over ~に打ち勝つ
get together 集まる、~を集める
get through やり遂げる、

そして次にgetの意味を辞書で調べると
「ある物象が一定の状態になる」ことがgetの基本的な意味だと解っていただけると思うでござる。

我々英語学習者は基本的に英単語や英熟語を覚えるのに近い意味の日本語と対応させて覚えるのが普通でござる。

しかしあくまで「意味が近い」だけで、本当は別の言葉でござる。

そのことを忘れて英語学習をしていると特に熟語を覚えている時なんかに日本語との差異にいちいち頭を悩ませたりして無駄な時間を使ってしまったりするでござる。

なので「get,take,go,come,have,give,make,look,」などの基本的な動詞は日本語の意味だけでなく、動詞が本来持っている感覚的な意味を「なんとなく」理解できるようにしておくと英熟語の学習に非常に役立つこと間違いなしでござる。ちょんまげ英語塾の熟語編では上記の基本動詞を使った熟語集を掲載してあるので興味のある御仁は見てみてくだされ。

同じ様に「at,in,out,for,on,off」など前置詞などの指し示す範囲を感覚的に理解出来るようにしておくと後々非常に楽でござる。

今回「なんとなく」ばかりで拙者自身も書いていて嫌でござるが、この「なんとなく」の部分にぴったりと当てはまる自分自身の方法論を見つけていただきたい。