孔子の論語 雍也第六の七 回や其の心三月仁に違わず

孔子の論語の翻訳127回目、雍也第六の七でござる。

漢文
子曰、囘也、其心三月不違仁、其餘則日月至焉而已矣。

書き下し文
子曰わく、回(かい)や其の心三月(さんがつ)仁に違(たが)わず。其の余(よ)は則(すなわ)ち日月(ひびつきづき)に至(いた)るのみ。

英訳文
Confucius said, “Yan Hui can maintain his mind with benevolence for three months. Others can do it only for a day or a month.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「顔回(がんかい)は3ヶ月も仁の心を忘れずにいられる。他の者ではせいぜい1日か長くても1ヶ月くらいだろう。」

Translated by へいはちろう

顔回(がんかい:姓は顔、名は回、字は子淵。孔門十哲の一人。詳細は公冶長第五の九に。)

拙者はこのブログで仁を「真心」と解釈しているのでござるが、顔回は常に真心を持って他人に接する事が出来たという事でござるな。拙者もそうでござるが凡人は、悪気は無くともつい自分の気持ちを優先させて他者への真心を忘れてしまいがちでござる。

「ちょっと言い過ぎちゃったなぁ。」 とか 「あの時こうしてあげればよかったなぁ。」

なんて事はしょっちゅうでござる、やれやれ。

雍也第六の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの論語 雍也第六を英訳を見て下され。