~って何の略? stand for

英語を学ぶにあたって避けて通れない小さな問題の一つに長い固有名詞の頭文字を取った略語があるでござるな。

例えばWHO(世界保健機関、World Health Organaization)などでござる、
主に組織名や都市名(NYなど)や技術用語(WWWなど)に使われるでござるな。

ちゃんと正式名称を聞けばその単語から意味が推測できるでござるが、頭文字だけの場合知らなければさっぱり意味が解らないで困りものでござる、またこうした略語が通用するような固有名詞は一般常識である事が多いので知らないとちょっと恥ずかしかったりするものでござる。

しかし我らは「ちょんまげ」で英語学習者なのでござるから、素直に解らない事は教えてもらうが吉でござる、そんな時の聞き方がこれ。

What does ~ stand for?
~って何の略?

~にあたる頭文字の部分をハッキリと発音するのがポイントでござるな、何せ似たような頭文字の略語は多いでござるから。

そして英語を学習していると「なるほどね」と素直に受け入れがちになるこれら略語でござるが実は
まず略語があって次に正式名称がある
事も多いでござる。

特に最新技術や商品などの場合、名前を覚えてもらって普及させたい訳でござるから「憶えやすい、発音しやすい略語になるように」正式名称がつけられる訳でござる。

例えばインターネットを意味するWWW(World Wide Web)なんかは狙って付けてるとしか思えないでござるな。(事実は知らないでござるが)

英語学習者にとっては身近でちょっと嫌な略語であるTOEIC(Test Of English for International Communication)なんかもOfのOは略字に入っているのにforのfが略語に入っていないのは何より発音しやすいためにでござるが、そもそもこのネーミングセンスはネイティブの方にはどう思われるのでござろうか?
TOEFLはTest Of English as a Foreign Languageでござるので不自然では無いように思われるでござるが・・・

あとすごくマイナーな例で申し訳無いでござるが、
コンピュータ用語のPHP(PHP Hypertext Preprocessor)なんてのもあるでござる
正式名称の中に略語が含まれてる
と言う表音文字ならではの遊び心で、こういった名前の付け方を知らないと

「PHPって何の略?」
「PHP Hypertext Preprocessorさ」
「え? だからPHPって何の略さ?」

なんて間抜けな会話をするハメになるでござる。