アイムソーリー、ひげソーリー

いつも時代劇や日本史に関することを英語にするまげたんのコーナー、今日は趣向を少し変えてみようと思うのでござる。

題して「ひげたん

・・・つまりヒゲを英語にするのでござる。別に拙者は熱とか無いので心配しないでくだされ。真面目も不真面目も両方大好きなだけでござるから。

一言でヒゲと言っても部位によって様々な名称があるのでござる。

口ひげ=mustache,moustache
あごひげ=beard
頬ひげ(猫などのヒゲ)=whiskers, sideburns, side boards

またヒゲを生やしているのは
have a mustache(beard, whisker)
伸ばしているのは
grow a mustache(beard, whisker)
ヒゲを剃る=shave

ヒゲが濃い=heavy
ヒゲが薄い=light

う~ん・・・単なる冗談で調べてみただけなのに意外と奥が深いでござるな。
どうせやるならとことんやるのが信条の拙者としては英語版Wikipediaで各種ヒゲを調べてみたでござる。

Wikipedia「Mustache」「Beard
まずい・・・ヒゲ、侮りがたし!!

たかがヒゲ、されどヒゲ。日本でも時代背景によってヒゲが好まれたり・避けられたりしているでござるが、欧州や中東あたりでも宗教などが絡んでかなりの歴史や文化があるご様子。アレクサンダー大王が戦闘時にヒゲを敵に捕まれないように兵士のヒゲを剃らせたとか、初期のローマ帝国においては「ヒゲを剃っていること」がローマ人の証とされていて、初めて生えたヒゲが男子の成長の証として神殿に捧げられたり、逆に奴隷がヒゲを剃ることが許されなかったり、ルネッサンス以降一部の上流階級の男性の間にヒゲを伸ばすことが流行ったり、リンカーン大統領が「ヒゲを生やした方がいい」と小さな女の子からの手紙をもらってヒゲを生やして大統領選に勝ったとか。とにかくヒゲの歴史一つ取っただけで一冊の本になりそうな勢い。

このままではヒゲマニアとかヒゲオタクになってしまいそうで怖いので今日はこの辺で勘弁してくだされ。