孔子の論語 述而第七の三十六 君子は坦かに蕩蕩(とうとう)たり
カテゴリー ちょんまげ翻訳 和英, 論語 7月 5日, 2008孔子の論語の翻訳186回目、述而第七の三十六でござる。
漢文
子曰、君子坦蕩蕩、小人長戚戚。
書き下し文
子曰わく、君子は坦(たいら)かに蕩蕩(とうとう)たり。小人は長(とこしな)えに戚戚(せきせき)たり。
英訳文
Confucius said, “Gentlemen are calm and peaceful. Worthless men are restless and nervous.”
現代語訳
孔子がおっしゃいました、
「人格者は穏やかでのんびりしている。取るに足らない人物は落ち着きが無く心配事が絶えない。」
Translated by へいはちろう
少し解釈を発展させると、人格者は要点を押さえて細かいことには拘らない、という事でござろうか。細かいことに拘って要点をないがしろにするより何倍もマシでござるな。
同じ様な感じで他人の細かい欠点を見つけてはお怒りになられる御仁が居られるようでござるが、いかがなものでござろうか?
真面目な人ほど他人にも真面目さを要求し、潔癖な人ほど他人にも潔癖さを要求する。要求がかなえられないと失望したり怒ったりもする。努力家の人はぐうたらな人を軽蔑し、勤勉な人は勉強嫌いな人を軽蔑する。
しかし人にとって最も大切な美徳は何でござろうか?別に人それぞれで良いのでござるが、孔子は仁(他人を思いやる気持ち)とおっしゃっているでござる。
述而第七の英訳をまとめて読みたい御仁は本サイトの論語 述而第七を英訳を見て下され。