英語表現」カテゴリーアーカイブ

どうぞお座りください

  少し前にござる調でないブログを別に作ってみたのでござるが、やはり複数のブログを維持するのは大変だったのでこちらに内容を統合する事にしたでござる。そのブログはもう削除したのでござるが記事は保存してあるためしばらくは様々なシチュエーションでの英語表現を扱っていくでござるよ。

「座る」と言うとsit downを思い浮かべる方が多いと思うでござるが、人に座席を勧めるときはこのように言うのでござる。

Please take your seat.
(どうぞお座りください)

但し、和室などで座布団を勧める場合は

Please sit down on this cushion.
(この座布団にお座りください)

となるのでござる。

なぜならばtake this cushionではニュアンス的に「この座布団を差し上げます」になってしまうからでござる。相手が座布団を知っていてその上に座るのだと言うことを知っているならtake this cushionでも良いでござる。

会話する相手によってきちんと伝わるようにする事が英語でも日本語でも肝要でござるな、「表現力」というのは何も英語に限ったことではござらんよ。

恥を知れ! Shame on you!

さて今回紹介するのはいつもと違って余り使いたくないフレーズでござる。

Shame on you!(恥を知れ!)
shameは恥、と言う意味でござる。
ashamedで恥じていると言う形容詞になるでござるが、
「恥を知れ!」にしろ「この恥知らず!」にしろ言われるのはもちろん他人にも出来るだけいいたくない言葉でござるよな。

海外などで現地の人なんかに言ったら何されるか解らないので絶対に使用しないように。

でも今回紹介したのは拙者の好きな映画の中で
主人公の王様を陰謀で貶めて王位を奪おうとした悪役の企みがバレてその場に皆から一斉に「Shame on you!」と非難されるシーンがあるのでござる。

それまで王様を非難していた貴族たちの手のひらの返しっぷりは恥では無いのか?とか考えちゃう拙者は本当にあまのじゃくでござる。

気をつけぇ~! 英語での号令

今回は英語での号令の掛け方のお話でござる。

ちなみに号令は英語では
commandまたはorder、単純に命令って事でござるな。

我ら日本人にとって号令と言ってまず最初に思い浮かぶのは
学校等で授業の節目に行われる
「起立、礼、着席」だと思うのでござるが、
もちろん英語圏にはそんな習慣は一般的では無く
挨拶(greeting)をするでござるな。

単純に訳せば
起立 Stand up!
礼   Bow!
着席 Be seated!
となるのでござろうが、存在しない英語表現を覚えても無駄でござるな

そこで次に思いついたのが朝礼などで整列する時の
「気を付け、休め、解散!」
でござる。

これらの号令は明治期に海外の(おそらくイギリスかドイツ)の軍制を取り入れたのものなのでござる。
気をつけ Attention!
休め    At ease!
解散    Dismiss!

単純に直訳でござるよな・・・
まぁそれまで日本には整列する文化が無かったのだから仕方無いのでござるが。海外の軍制→日本の軍隊・軍学校→一般の学校へと号令の習慣が広まり、現在に至ると言う訳でござる。

そのおかげか号令と言えばなんだか堅苦しい印象を受けるものでござるが、
小さく前習え
なんて号令?もある日本が拙者は大好きでござる。

get+~ 英熟語を感覚的に捉える

今回の英熟語カテゴリはちょっと趣向を変えて、
英熟語の感覚的な部分を、「なんとなく
わかっていただこうと思うでござる。

そこで英語の動詞の中で最も基本的な動詞の一つである「get」を使った英熟語をリストアップしてみたでござる。

get on ~に乗る、(服などを)着る、暮らす
get off ~から降りる、~から立ち去る、~を脱ぐ
get at ~に届く、~を入手する
get out ~から降りる、出る、(秘密などが)洩れる
get out of ~から出る、脱出する
get into ~に入る、~になる
get rid of ~を取り除く
get over ~に打ち勝つ
get together 集まる、~を集める
get through やり遂げる、

そして次にgetの意味を辞書で調べると
「ある物象が一定の状態になる」ことがgetの基本的な意味だと解っていただけると思うでござる。

我々英語学習者は基本的に英単語や英熟語を覚えるのに近い意味の日本語と対応させて覚えるのが普通でござる。

しかしあくまで「意味が近い」だけで、本当は別の言葉でござる。

そのことを忘れて英語学習をしていると特に熟語を覚えている時なんかに日本語との差異にいちいち頭を悩ませたりして無駄な時間を使ってしまったりするでござる。

なので「get,take,go,come,have,give,make,look,」などの基本的な動詞は日本語の意味だけでなく、動詞が本来持っている感覚的な意味を「なんとなく」理解できるようにしておくと英熟語の学習に非常に役立つこと間違いなしでござる。ちょんまげ英語塾の熟語編では上記の基本動詞を使った熟語集を掲載してあるので興味のある御仁は見てみてくだされ。

同じ様に「at,in,out,for,on,off」など前置詞などの指し示す範囲を感覚的に理解出来るようにしておくと後々非常に楽でござる。

今回「なんとなく」ばかりで拙者自身も書いていて嫌でござるが、この「なんとなく」の部分にぴったりと当てはまる自分自身の方法論を見つけていただきたい。

思う存分 to the full

今回のぜひとも使ってみたい英熟語は

to the full
思う存分(心ゆくまで)

でござる、

良い響きでござるな~♪
「思う存分」とか「心ゆくまで」、
そんな言葉を聞いただけで思うさまやってみたいあんな事やこんな事が思い浮かんでしまう拙者は欲求不満なのでござろうか?

I wanna chat with native people about local culture to the full!
現地の人々と心ゆくまで地域文化について語り合いたい!

I wanna eat Sushi to the full whether it is rolling or not!
回転寿司でもいいから腹いっぱい寿司を食べたい!

fullで「満たされてる状態」を表しているので
until to be satisfied
と言い換える事も出来るでござるな、
ちなみに拙者の中では「Sushi」は集合名詞でござる、
たくさん食べなきゃ寿司じゃないからでござる!

皆様も心の中の欲望を英語学習にぶつけてみてはいかかでござるか?
ぜひ自分ならではの文章を考えてみてもらいたいものでござる。